【吹上高原キャンプ場】 ~おやつは温泉卵~

この記事の基本情報

時期5月上旬(GW)
場所宮城県大崎市鳴子温泉鬼首本宮原23−89
目的キャンプ(宿泊)
天候晴れ
服装上:ヒートテック+長袖シャツ、下:ジーパン、靴:トレッキングシューズ
営業期間4月~11月(年によって違うかもしれないので詳細はHPをご確認ください)
HP吹上高原キャンプ場|コンテンツ|オニコウベスキー場 (onikoube.com)

吹上高原キャンプ場とは

吹上高原キャンプ場は宮城県を代表する温泉地「鳴子温泉」の北西にあるキャンプ場です。

正確には「鬼首(おにこうべ)温泉」エリアにあり、川を挟んだ反対側にスキー場もあります。

広大な草原フリーサイト1、奥の方には林間サイト、ペット可のエリア、どこでも車の乗り入れ可能敷地内に温泉あり、電源サイト2あり、料金もリーズナブルと、、、いいとこ満載!

しかも予約不要なので計画性の乏しい我々にはうってつけ思い付きキャンプもできちゃう素敵なキャンプ場です。

場所

こんな場所でした!

駐車場

フリーサイトで車の乗り入れ自由なので駐車場は利用していません。

入口付近の売店に駐車場はありますがキャンプする人はまず利用することはないでしょう。

受付・管理事務所

車で入場すると受付の人がいるプレハブ小屋みたいなところで一時停止し、車から降りて手続きして料金を支払います。

予約不要のキャンプ場でも入場組数の上限はあるので、満員の場合はここでお断りになるそうです。

GWの今回は不安でしたが入ることができました。

サイト選定場所・理由

今回は松林の林間サイトにしました。というより「せざるを得なかった」です。

なんてったってGW2日目、当然大混雑でした。テントを張れそうな場所を探して場内をぐーるぐる15分くらい回ったと思います。

しびれを切らして車から降りた妻氏が林の中で空いている場所を確保し無事に設営完了!

この時期この近辺には大量の松ぼっくり3が落ちているので焚き付けが十分に確保できます。


しかし翌日は運よく周囲の人が減り、木々の間から山が見える良好な眺望と広々空間が実現。

やったこととか感想とか

食べる

この頃はブログやろうなんて思ってもなかったので写真があまりありません。

映えより腹を満たすこと優先でしたが道中で買って食べたものだけ写真が残ってたので、ちょっとだけご紹介。

牛タンつくね
冷凍牛タンつくね串。しっかりとした歯ごたえ。
藻塩プリン
塩竃の藻塩プリン。罪深きあまじょっぱさ。
栗だんご
栗だんご。みたらし団子の中に栗が入ってるような感じ。
マシュマロトースト
マシュマロトースト。たき火調理は火加減が難しく、結構焦げている。

温泉(売店も兼ねてます)

吹上高原キャンプ場の敷地内には「すぱ鬼首の湯」という温泉があり、キャンプ宿泊者はちょっとお得に利用できます。

ただ、けっこう早く閉まるので注意が必要です。
(2024年10月現在、平日は18時まで、GWやお盆期間等は20時まで。詳細は公式HPをご確認ください。)

キャンプ場利用者が多ければ当然温泉利用者も多いわけで、、、

祝日で営業時間が短かったためか、この日は建物内の靴箱に靴が入り切れてないような状況でした。

「すぱ鬼首の湯」は売店も兼ねており、薪や蚊取り線香、お菓子などが売ってます。

温泉を利用しなくても売店の利用は可能です。

妻氏

アイスも売ってるよ

ぼく

お風呂上がりのアイスの引力には抗えない…!

「メマトイ」という虫

嫌な話もしなくちゃですね。

我々と同じ時期にキャンプに行くと「メマトイ」という目の周りをまとわりつくように飛ぶハエのような虫に遭遇します。

噛んだり刺したりはしないものの非常にうっとうしいんですよ……

調べたところ、どうやら人間の涙を舐めにきているみたいです。(人の涙をなめにやってくる!?とにかくしつこい「メマトイ」の生態と対策 | YAMA HACK[ヤマハック]

たき火の近くには来なかったところをみると煙(熱?)は苦手みたいですが、それ以外に有効な対策がなく「近づいてきたら払う」くらいしかできなくてちょっと不快でした。

Warning

メマトイは寄生虫を媒介することがあるようなので、もし目に入ったときはすぐに洗う、異常があればすぐ病院に行ってください。


「よりみち」

今回は鬼首かんけつ泉と地獄谷遊歩道に行ってきました!

鬼首かんけつ泉

キャンプ場入口から徒歩5分程度で行ける場所に「鬼首かんけつ泉」があります。

入場料はかかりますが、間欠泉を近くで見たり足湯を楽しむことができる施設です。

が、ぼくたちがそれよりも着目したのは温泉卵が作れるところです。

施設の売店で生卵を購入すると温泉卵用のザルを借りられるだけでなく、塩とスプーンも付いてきます。キャンプのおやつは温泉卵に決定。

半熟の黄身に少しの塩味がたまらんかったです!(画ヂカラの強いとろっと卵の写真がないあたりがブログ素人)

鬼首かんけつ泉・温泉卵を作る様子
タグが付いているので他の人と取り違えてしまう心配がない。

地獄谷遊歩道

「鬼首」の「地獄」とは、なんとも物騒な響きですね。

川沿いの遊歩道を歩いていくとどこからともなく湯気があがっており、なかには熱水が噴出して危険なところもあります

熱水が噴き出すメカニズムが解明されていなかった頃にこれを見たら、確かに地獄を連想しますよね。

(とはいえ、全国各地の「地獄」で温泉卵を作ったり野菜を蒸したり、地獄さえも利用する人間のたくましさよ笑)

まとめ

広大なフリーサイトと温泉

周りを見るとファミリーキャンパーが結構いて、使い勝手がいいから子ども連れでも安心なんでしょうね。(広すぎて迷子になる心配はあると思いますが。。。)

冬季は営業していないのが残念ですが、またシーズンになったら行きたいと思えるキャンプ場でした!

Photo Collection

東北の桜は遅くまで咲いているのか、遅咲きの品種なのか、そもそも桜なのか、、、

とりあえずキレイでした(語彙力)

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  1. 〇m×〇mのような区画を設けていないエリア。理論上は好き放題に設営できるが、スペースには限りがあるので節度を持った設営を心掛けることが大事。 ↩︎
  2. 家庭用電源が用意されているサイト。高規格キャンプ場でよく見られる。電源のないサイトより数百円~千数百円高い。「使ったら負け」だと考えているキャンパーもいるとかいないとか。 ↩︎
  3. 乾燥して開いている松ぼっくりはマッチでも簡単に着火する。女子高生がゆるっとキャンプするマンガで知った知識だが実用性は高い。ほんとによく燃えるので大量に集めて着火すると大変危険。 ↩︎