【泉ヶ岳登山(水神コース)】 ~ほどほどアウトドア~

この記事の基本情報

時期2023年9月下旬
場所宮城県仙台市泉区 泉ヶ岳
目的登山
天候曇りときどき晴れ
服装上:半袖+薄手の長袖、下:薄手の長ズボン、靴:トレッキングシューズ

泉ヶ岳とは

泉ヶ岳は仙台市泉区にある山です。

標高は1,175m(三角点1は1172,1m)で、仙台市の中心部からのアクセスもよく、初心者でも気軽に登れる山です。

付近には「泉ヶ岳市民キャンプ場」や「IZUMI PEAK BASE」といったキャンプ場があり、冬季にはスキーも楽しめます。

仙台市民が気軽に楽しめるアウトドアスポットですね!

場所

コース

泉ヶ岳には6つのコースがあります。( )は山頂までの時間です。

  • 水神コース(1時間50分)
  • 滑降コース(2時間10分)
  • かもしかコース(2時間10分)
  • 表コース(2時間10分)
  • 北泉コース(2時間30分)
  • 船形山登山(泉コース)(8時間)

登山経験はあまりないし初めて登る山でもあるので、今回は初心者向けの水神コースを選択しました。

こんな場所でした!

広い駐車場

ご覧のとおり、とても広い駐車場があります。

今回含め執筆時点で3回ここを訪れていますが、余裕をもって駐車できました。

ただ、GWあたりは結構混雑するらしいのでご注意を。
(この写真では見えませんが、奥のほうは市民キャンプ場利用者専用の駐車場になっています。)

今回はスルーしましたが、駐車場から自然ふれあい館に向かって左側に、「泉ヶ岳 水芭蕉群生地」方面に向かう道があります。

ぼく

水芭蕉は3月下旬~4月ごろに咲くんだってー

妻氏

また春に来てみたいね

登山届を提出 ~オーエンス泉岳自然ふれあい館~

自然ふれあい館で登山届(登山計画書)2を提出します。

駐車場にも登山届提出用のポスト?みたいなのがあったので、ベテランさんはさっと提出して登るんでしょうね。

ぼくたちは情報収集も兼ねて自然ふれあい館に立ち寄って提出することにしました。

写真を撮り損ねましたが巨大な山の地図がありましたよ。

オーエンス泉岳自然ふれあい館の建物
オーエンス泉岳自然ふれあい館 昔はヒュッテ(山小屋)だったらしい。

登山開始

入口

登山道の入り口までは多少凹凸はあるものの舗装されていて歩きやすく、すぐに入口に到着しました。

この日はトレイルラン3をやっていたようで、看板が出てました。

ぼろぼろの左の看板には公園内で植物を採取するには許可または届け出が必要=勝手に山菜や栗を採取したらダメということでしょうね。

道中 1

前日の雨のせいか、ぬかるんでいる場所がちらほらありました。

山道での転倒は大変危険なので慎重に進みます。ここでトレイルランしてる人たちがいたって…すご過ぎん?

道中 2

ぬかるみもキツイが岩場もキツイ。結構な勾配の坂を登っていきます。

「隊長についてこい!」と言いながらぼくを置いていく妻氏を微笑ましく見守りながら歩を進めます。

ここをトレイルランしてる人たちがい(略

七北田川(ななきたがわ)源流

仙台市の北部を流れる七北田川の源流はここ「ヒザ川」です。

この小川が長い距離を流れて太平洋にそそいでいると考えると、自然の雄大さを感じますね。

水は透明度が高く川底がキレイに見え、運動したら汗をかくほどの気温なのに川の水は痛いくらい冷たいです。

水神の碑 「え?引き返す??」

休憩しながら1時間30分ほどかけて登ると、水神コースの名所「水神の碑」が見えてきました。

これでだいたい半分くらい、ちょっと休憩して山頂をめざすか!と思った矢先、妻氏から衝撃の言葉が出ます。

妻氏「疲れた、もうムリ、帰ろう」
ぼく「え?引き返すってこと??」

どうやら前日までの仕事(と隊長ごっこ笑でハイペースだったこと)の疲れで体力が限界を迎えたらしく、登頂を断念することになりましたとさ。。。

まぁ名所の水神の碑まで来ることができたし、森林浴と沢のマイナスイオンでリフレッシュはできたし、山頂はまたの機会にしますか!

下山の判断について

無理せず下山したのは英断だったと思います。

実はこの日は出発が遅く、水神の碑に着いた時点で13時30分ごろでした。

登山を続行した場合、ここから山頂まで1時間、山頂からここに戻るまでに1時間、ここから下山で1時間30分の計3時間30分で、休憩や天候悪化、トラブルがあれば下山中に辺りが暗くなっていた可能性もあります。

「登山は午前の早い時間に始める!」←ふたりで約束しました。

まとめ

登山に行ったのに登頂せず下山する

これがこのサイトのタイトル「ほどほどアウトドア」の由来にもなっています。

山に行ったら山頂まで登らなければならない、なんてルールはありません。

あんまり頑張りすぎず、「ほどほど」にアウトドアライフを楽しんでいきましょー!

「よりみち」

今回はどこにも寄りませんでした。。。

仙台市街地から泉ヶ岳に向かう途中にはカフェがいくつかあるので、またの機会に行ってみたいと思います!

Photo Collection

「キノコ収穫祭か?」ってくらいキノコの写真多めです。

泉ヶ岳では植物の採取が禁止されているので採取はしていません。
(そもそも毒キノコを見分けられないので採取する気もありません。)

他の写真も見たい方はギャラリーページへ!

  1. 国土地理院が設置している基準点のうちのひとつ。正確な測量に必要。もっと知りたい方はこちらをどうぞ(三角点とは | 国土地理院 (gsi.go.jp)↩︎
  2. 登山の行動計画(入山時刻・下山予定時刻や緊急連絡先)を記入して管理事務所などに提出する書類。泉ヶ岳には備え付けの書類があったが一般的には決まった様式はない。義務ではなさそうだが万が一のことを考えると提出するに越したことはない。 ↩︎
  3. 簡単に書くと「山を走って上り下りする競技」。体力平均値のぼく、体力平均以下の妻氏からすると正気の沙汰とは思えない素直に尊敬に値する鉄人たちの競技。 ↩︎

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