【IZUMI PEAK BASE(泉ピークベース)】 ~雪中キャンプデビュー戦にもってこい~
この記事の基本情報
時期 | 2024年2月上旬 |
場所 | 宮城県仙台市泉区 |
目的 | 宿泊キャンプ |
天候 | 雪ときどき晴れ |
服装 | 上:ヒートテック、ウルトラライトダウン、ワークマンアウター、下:レギンス、裏起毛パンツ、厚手の靴下、靴:長靴 →考えられる最大限の防寒対策 |
営業期間 | 通年 |
HP | IZUMI PEAK BASE|泉ピークベース (peak-base.com) |
IZUMI PEAK BASE(泉ピークベース)とは
宮城県仙台市泉区福岡字岳山にある通年のキャンプ場です。
お向かいの市民キャンプ場は冬季はやってないので、仙台市内からほど近い距離にあるここは冬キャンプ好きにはありがたい場所です。
コテージあり、温泉あり、フリーWi-Fiありでワーケーションもできる、いわゆる高規格キャンプ場です!
“予約は電話のみ”ってキャンプ場は結構多いところ、なっぷでネット予約できるのもポイント高いです。
洗い物担当のぼくはお湯の出る蛇口に感動…!
トイレに冷暖房付いてるの!?
場所
サイト地図
こんな場所でした!
駐車場
仙台市街地方面から来た場合は右側に駐車場の入口があります。
入って道なりに進むと管理事務所(受付)が見えてきます。
駐車場はかなり広いので停められないということはないでしょう。
受付・管理事務所
オープンからそれほど経っていないためかなりキレイな建物です。
受付、売店、温泉の機能がここに集約されています。
売店には薪や炭はもちろん、CB缶(カセットボンベとかに使うガス缶)や着火剤、ランタンオイルに各種調味料までキャンプに必要な消耗品はひととおりそろってます。
ギアのレンタルもやってるみたいなので何か忘れ物があっても安心!
やっぱり(?)スノーピークのギア多めでした。
管理事務所の横にあるベンチからの眺望が良く、お風呂上りにアイスを食べながら夜景や星空を見る、なんて贅沢ができちゃいます。
サイト選定場所・理由
今回は「ビューエリア」を予約しました。
もともと標高が高いキャンプ場なので素晴らしいViewを期待してここにしました!したのですが…
何も見えねぇ……
初日は雪が結構降っていたので期待していた眺望を望めず。
とはいえ山の天気。
崩れもすれば回復もするので、おとなしくテントにこもることにしました。
やったこととか感想とか
折りたたみスコップで学習成果を見せる
るぽぽの森オートキャンプ場で学んだ我々はその後すぐにカインズで折りたたみスコップを購入しました笑
時期にもよるのかもしれませんが、ピークベースは雪質が固く、まるでサクレかガリガリ君のよう。るぽぽのようなホウキでは設営に何時間かかっていたことやら。。。
テント裾の雪を固めて風が入らないようにする、なんて小技も下調べし、多少はレベルが上がったかと。
積雪で荷物運搬が大変
自前のカートと無料で使えるリアカーの両方で試しましたが、雪の上はめちゃくちゃ動かしにくいし足も取られる!
眺望を求めて少し離れた所に設営したのがあだになってしまいました。
車まで少し坂道だったこともあり、いっそ手で運んだほうが楽なのでは?と思うほどでした。
2月でしたがサンタクロースがソリでプレゼントを運ぶことの合理性を理解しました。
シチューをとおして歩み寄るふたり
シチューといえばビーフシチューにパンでしょ
シチューといえばクリームシチューにご飯でしょ
ってな感じで埋まらない溝がある夫婦ですが、今回は間をとってクリームシチューとパンでいただくことに。歩み寄りって大事ですよね。
「「うまっっ…!」」
雪を見ながら食べるシチューは、冬が近づくとハウスやS&Bあたりが流すCMのような既視感があり、今回のキャンプでも特に印象に残っています!
体の芯から温まるシチューはこれから冬キャンプの定番になりそうです。
アヒージョもいいぞ!
キャンプでは定番のアヒージョもしました。
具材の種類が少なめでも唐辛子の辛味もあいまって体が温まります!
シメはパスタでしたが「麺茹でてないけど具材から水分出てるしなんとかなるやろ笑!」と茹でてないパスタを投入し、無事大失敗しました。
10分煮込んでも柔らかくならず、結局芯が残った状態でポリポリいわせながら食べました。
保存袋に水を入れて浸けておくと茹で時間が短縮できるうえに生パスタ風になるらしいですよ!
2日目の朝、コーヒー豆を挽いて飲んでみた
「よりみち」でも触れますが道中のカフェでお試し用のコーヒー豆を購入。
ミルはなんかでもらったほどほどの(失礼)カタログギフトの物です。
やはり挽きたての豆1は香りが良く、大変美味しくいただきました。
と言いつつ、彼は味音痴なので多分味の違いがあまり分かっていません
・・・言わんでよろしい笑
「よりみち」
キャンプ場に行く前に仙台市泉区にある「フリゴレス」で一服しました。
店内はコンクリートとナチュラルウッドテイストで統一されており、奥には焙煎機の姿も。
入店すると同時に香る、焙煎された豆の香りに期待感が高まります。
この日は日差しが暖かかったのでアイスコーヒーとコーヒーソフトを購入。
どっちもコーヒーじゃん、と思ったかもしれませんが、意外と合います!
アイスの甘さはもちろん、コーンの甘さにもコーヒーの苦みが引き立てられより複雑な味わいがしました。
コーヒーは月によって使う豆の種類が違うようなので、泉ヶ岳方面に遊びに行くときは毎回寄ることになりそうな予感がします。
写真撮り損ねましたが駐車場には豆の自販機もありました。
コーヒー以外もあります。
6食限定のスリランカカレーが気になり過ぎますが、キャンプ前なのでまたの機会に。
ドリップバッグも購入できるのでキャンプだけでなくちょっとしたお土産に重宝しそうです。
まとめ
『気軽な冬キャンは命に関わる。だからここで練習しよう。』
IZUMI PEAK BASEの積雪や寒さは優しくないものの、設備が充実していて冬キャンデビュー戦にはもってこいです。
積雪時の設営、薪ストーブの設置方法、必要な道具の検討などは実体験が伴えば身に付きやすいものです。
ただ、寒さの許容度は人によりますし、体調によっても変わってきます。くれぐれも無理はしない・させないようにしましょう。
今はテント泊できますが、子どもが生まれたらコテージに、非アウトドアの友人と行くならグランピングなど、環境や場面に応じて使い分けて長くお付き合いできるキャンプ場でした!
Photo Collection
近くに2つのスキー場があるので、スキー→テント泊→スキー→テント泊・・・とエンドレスに冬のアウトドアを楽しめそうです。
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- これをキャンプ場でやってたら上級キャンパーの仲間入りができた気がします。ニット帽をかぶってヒゲを生やしたイケオジが早朝にやっているイメージで、ぼくに該当する要素はひとつもありませんが。 ↩︎